MOSHIMO ZUKAN // FILE 01

🌀 もしも自転が2倍速くなったら

1日12時間の世界へようこそ。まずは自分の手で回してみよう。

テラちゃん今日も平常運転だよ〜
1日の長さ
24.0h
赤道での体重(60kg基準)
59.8kg
人口予測
約80億
自転速度
1.00 倍
0.01倍1倍(いま)20倍
🔎 自転が速いほど1日が短くなるよ

2倍にすると、何が起きる?

① 1日が12時間になる

昼が約6時間、夜が約6時間。太陽が昇ってから沈むまでがあっという間です。人間の体内時計はおよそ24時間周期にチューニングされているので、全人類が慢性的な時差ボケを抱えることになります。睡眠・食事・仕事のリズムは根本から作り直しです。

② 台風が凶暴になる

自転が生む「コリオリ力」は、台風や偏西風など大気の渦の源。自転が2倍になるとこの力も強まり、渦は巻きやすく、勢いも増します。天気図はいまよりずっと荒れた見た目になるはずです。

③ 体重がちょっと軽くなる

赤道では自転の遠心力が体を外へ引っぱっています。いまはその効果は体重の約0.3%ですが、遠心力は速度の2乗で効くため、自転2倍なら約4倍の1.4%。体重60kgの人なら約800g軽くなります。ダイエット効果としては微妙ですが、確実に変わります。

④ 赤道がふくらみ、海が移動する

地球は自転の遠心力ですでに赤道方向に少しふくらんだ形をしています。自転が速くなるとふくらみはさらに大きくなり、海水が赤道側へ引き寄せられて、極地方の海面は下がり、赤道地方は水没が進むと考えられます。

💡 豆知識:回しすぎるとちぎれる
スライダーを17倍あたりまで上げると、赤道での遠心力が重力に追いつきます。そうなると赤道付近の物は「落ちない」どころか宇宙へ飛び出しはじめ、地球は自分で自分を分解してしまいます。実際、大昔の地球はいまより速く回っていました。約3億7000万年前(デボン紀)のサンゴの化石には1年分として約400本の成長線が刻まれていて、当時の1日は約22時間だったことがわかっています。月への潮汐ブレーキで、自転は少しずつ遅くなってきたのです。
🔎 むずかしい言葉は「用語じてん」でチェック
📚 出典・参考(ファクトチェック済み)
🎛️ 統合シミュレーターで全部いじる📐 次の記事:もしも地軸が傾いてなかったら