TERA'S SPACE DICTIONARY

テラちゃんのうちゅう用語じてん

記事に出てくるむずかしい言葉を、テラちゃんがやさしく通訳(つうやく)するよ。気になる言葉をタップしてね。

ハビタブルゾーン地軸の傾き自転公転離心率磁場(磁気圏)太陽風オーロラ大気温室効果重力潮汐ロック熱容量大陸性気候ミランコビッチ・サイクル赤色矮星酸素濃度石炭紀プレートテクトニクス炭素循環(サーモスタット)潮汐力(起潮力)コリオリの力海洋循環密度後期重爆撃期アルベド(反射率)光の速さ(光速)重力波光の散乱ケプラーの法則脱出速度地磁気チバニアン月のでき方(ジャイアント・インパクト説)窒素固定ミラーの実験ロッシュ限界歳差磁気嵐マントルカーマン・ライン
ハビタブルゾーンはびたぶるぞーん
🔎 星のまわりで、水が「えき体」でいられるちょうどいい帯(おび)のこと。
太陽に近すぎると水はふっとうして湯気になり、遠すぎるとこおってしまう。その中間の、水たまりや海がつくれる距離の範囲を「ハビタブルゾーン(生命が住めそうな帯)」というよ。地球はこの帯のなかにいる。
🗨️ テラちゃん「わたしの観測では、地球は帯のど真ん中じゃなくて、ちょっと内より。それでも海がある。ちょうどよさってすごい。」
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地軸の傾きちじくのかたむき
🔎 地球が「まっすぐ」じゃなく、23.4度かたむいて回っていること。
地球はコマのように回っているけど、その回転の軸(じく)がすこしだけ斜めにかたむいている。このかたむきのおかげで、太陽の当たり方が場所と時期で変わり、春夏秋冬(しゅんかしゅうとう)ができるんだ。
🗨️ テラちゃん「かたむきゼロだと四季が消えちゃう。かたむきすぎると半年ずっと昼。今の23.4度は名プレーだよ。」
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自転じてん
🔎 地球が自分でくるっと1回転すること。1回まわると1日。
地球はコマみたいに自分で回っていて、1回転するのにおよそ24時間かかる。この回転が「自転」。回っているから、太陽のほうを向くと昼、反対を向くと夜になるんだ。
🗨️ テラちゃん「自転が速くなると1日が短くなって、風もびゅんびゅん強くなるよ。ためしてみてね。」
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公転こうてん
🔎 地球が太陽のまわりをぐるっと1周すること。1周で1年。
地球は太陽のまわりを大きな輪をえがいて回っている。これが「公転」で、1周するのにおよそ1年かかる。自転(じぶんが回る)とはべつの動きだよ。
🗨️ テラちゃん「自転はその場でくるくる、公転は太陽のまわりをおさんぽ。名前がにてるけど別ものなんだ。」
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離心率りしんりつ
🔎 回る道(みち)がどれだけ「タマゴ型」につぶれているかを表す数。
惑星が回る道は、まん丸(真円)のときもあれば、タマゴのようにのびたときもある。そのつぶれ具合を数であらわしたのが「離心率」。0だとまん丸、大きいほど細長いタマゴ型になる。地球は0.017で、ほとんどまん丸なんだ。
🗨️ テラちゃん「地球の道は『ほぼ真円』。だから四季は距離じゃなくて、地軸のかたむきがつくってるんだよ。」
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磁場(磁気圏)じば(じきけん)
🔎 地球をつつむ、目に見えない磁石のバリア。
地球の中心では、どろどろにとけた鉄が動いて、大きな磁石のはたらきをしている。そのおかげで地球は磁場(磁石の力がとどく範囲)につつまれ、太陽から飛んでくる電気の風「太陽風」をそらすバリアになっているんだ。
🗨️ テラちゃん「このバリアが方位磁針(ほういじしん)を北に向けさせてるよ。そしてオーロラも、このバリアの作品なんだ。」
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太陽風たいようふう
🔎 太陽からいつも吹いてくる、電気を帯びた小さなつぶの風。
太陽からは光だけじゃなく、電気を帯びた目に見えないつぶが、ものすごい速さでいつも吹き出している。これが「太陽風」。地球は磁場のバリアで受け流しているけど、火星はバリアがないので、この風に空気をすこしずつ持っていかれたんだ。
🗨️ テラちゃん「太陽風がバリアにぶつかって、極(きょく)で光るのがオーロラ。こわいだけじゃないんだよ。」
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オーロラおーろら
🔎 北や南の空にゆれる、カーテンみたいな光のこと。
太陽風のつぶが、地球の磁場に導かれて北極や南極ちかくの空気にぶつかると、空気が光る。これがオーロラ。ふだんは高緯度(こういど=極に近いところ)でしか見えないけど、太陽の活動が強い日は低いところでも見えることがあるよ。
🗨️ テラちゃん「磁場が弱まると、オーロラが赤道のほうまで降りてくる。きれいだけど、ちょっと大ごとなんだ。」
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大気たいき
🔎 地球をつつむ空気の層(そう)。呼吸する空気も、これのこと。
地球のまわりには空気のうすい毛布のような層があって、これを「大気」という。大気は昼と夜の温度差をやわらげたり、宇宙から飛んでくる小さな石(いんせき)をもやして守ってくれたりする。濃すぎても、うすすぎても住みにくくなるよ。
🗨️ テラちゃん「金星は大気が濃すぎてサウナみたいに暑い。ほどよい厚さって、ほんとうにありがたい。」
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温室効果おんしつこうか
🔎 大気が毛布のように熱をためて、地球をあたたかく保つはたらき。
地球が太陽であたたまると、その熱の一部は宇宙へにげようとする。でも大気の中の二酸化炭素(にさんかたんそ)などが、その熱をにがしすぎないよう毛布のようにためてくれる。これが「温室効果」。ないと地球は氷の星になっちゃう。多すぎると今度は暑くなりすぎるよ。
🗨️ テラちゃん「温室効果はわるものじゃない。『ちょうどいい量』が大事なんだ。金星は多すぎた例だね。」
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重力じゅうりょく
🔎 地球がものを地面のほうへ引っぱる力。体重を生む力でもある。
地球にはものを中心へ引っぱる力があって、これが「重力」。ジャンプしても落ちてくるのはこの力のおかげ。重力が強い星ほど体は重く感じ、空気(大気)もしっかりつなぎとめられる。小さな星は重力が弱くて、空気をにがしやすいんだ。
🗨️ テラちゃん「重力が2倍だと、ジャンプもかけっこも重たい。でも空気を守る力は強くなる。一長一短だね。」
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潮汐ロックちょうせきろっく
🔎 いつも同じ面を相手に向けたまま回ること。月が地球にそうしている。
ふたつの星が近くで長く回っていると、たがいの引っぱり合いで片方がいつも同じ顔を相手に向けるようになる。これが「潮汐ロック」。月はこれで、地球からはいつも同じ模様(もよう)しか見えないんだ。裏側は地球からは一生見えない。
🗨️ テラちゃん「月のうさぎ模様がずっと同じなのは、これのせい。月はまじめに片面を向けつづけてるんだよ。」
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熱容量ねつようりょう
🔎 どれだけ熱をためこめるかの大きさ。大きいほど温度が変わりにくい。
同じ火にかけても、小さなカップのお湯はすぐ熱くなり、大きな鍋の水はなかなか熱くならない。この『温まりにくさ・冷めにくさ』のもとが「熱容量」。海は熱容量がとても大きくて、大気のおよそ1000倍。だから海は、気候をなめらかにする巨大な保温タンクの役割をしているんだ。
🗨️ テラちゃん「海は昼にためた熱を夜にそっと返す、でっかい保温タンク。海が多いほど寒暖差がおだやかになるよ。」
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大陸性気候たいりくせいきこう
🔎 海から遠い内陸で、夏はすごく暑く冬はすごく寒くなる気候。
海は温度をやわらげる毛布のはたらきをするから、海から遠い内陸ほどその効果がとどかず、夏と冬の気温差(年較差=ねんかくさ)が大きくなる。これが「大陸性気候」。シベリアの内陸では、夏と冬で60度以上も差があるんだ。
🗨️ テラちゃん「海のそばはおだやか、内陸はきびしい。海の近さで気候がこんなに変わるなんて、おもしろいよね。」
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ミランコビッチ・サイクルみらんこびっちさいくる
🔎 地球の回り方が長い時間でゆっくり変わり、氷期をつくるリズムのこと。
地球の軌道のタマゴ具合(離心率)や地軸のかたむきは、何万年もかけてゆっくり変わっている。それによって太陽の当たり方が変わり、氷期(たくさん氷におおわれる寒い時代)と間氷期(あたたかい時代)がくり返す。この長いリズムを、発見した人の名前をとって「ミランコビッチ・サイクル」というよ。
🗨️ テラちゃん「スライダーをちょっと動かすだけで、じつは10万年ぶんの気候を動かしてることになるんだ。すごくない?」
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赤色矮星せきしょくわいせい
🔎 太陽より軽くて暗い、赤っぽい光の星。宇宙で一番ありふれた星。
星にはいろんな重さがあって、軽い星ほど暗く、赤っぽい光を出す。それが「赤色矮星」。地味だけど、実は宇宙の恒星の7割以上がこのタイプで、太陽のほうが少数派なんだ。とても長生きで、何千億年も燃え続けるよ。
🗨️ テラちゃん「太陽のおとなりの星プロキシマも赤色矮星。じみだけど、数だけならこっちが宇宙の主役なんだよ。」
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酸素濃度さんそのうど
🔎 空気の中に酸素がどれくらい入っているかの割合。今は約21%。
私たちが吸う空気のうち、酸素は約21%(のこりは主に窒素)。この割合が「酸素濃度」。濃すぎると火が消えにくくなったり体に毒になったりし、うすすぎると息苦しくなる。今の21%は生き物にちょうどいい絶妙な設定なんだ。
🗨️ テラちゃん「約3億年前は35%もあって、翼70cmの巨大トンボが飛んでたんだよ。ちょっと見てみたい気もするね。」
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石炭紀せきたんき
🔎 約3億年前の、酸素がとても濃くて巨大な森が広がっていた時代。
今から約3億年前、巨大なシダの森が地球をおおっていた時代。枯れ木が腐らずに埋もれて炭素をため込み、それが今の石炭になった。だから「石炭紀」。この時代は酸素が約35%もあって、巨大な昆虫が繁栄していたよ。
🗨️ テラちゃん「あなたが使う石炭は、この時代に腐りそこねた森の落とし物。時間って、すごいスケールで巡ってるね。」
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プレートテクトニクスぷれーとてくとにくす
🔎 地球の表面の硬い板(プレート)が、ゆっくり動いていること。
地球の表面は十数枚の硬い板に分かれていて、その下のやわらかい層に乗って年に数cmずつ動いている。板がぶつかる場所で地震や火山、山が生まれる。この「板が動く」仕組みが確認されているのは、太陽系で地球だけなんだ。
🗨️ テラちゃん「こわい地震の裏で、実はプレートが地球を住みやすく保ってくれてる。大地って働き者なんだよ。」
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炭素循環(サーモスタット)たんそじゅんかん
🔎 CO₂が火山と岩石をめぐって、地球の気温を一定に保つ仕組み。
火山はCO₂(温室効果ガス)を空気に出し、雨は岩石を溶かしながらCO₂を吸い取って海底にしまう。暑くなると岩石が溶けやすくなってCO₂が減り、冷える。寒くなると逆に暖まる。この自動調整のおかげで、地球の気温は長い目で一定に保たれているんだ。
🗨️ テラちゃん「エアコンの温度調整みたいなもの。地球は何億年もかけて、自分で気温を整えてるんだよ。」
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潮汐力(起潮力)ちょうせきりょく
🔎 月や太陽が、地球を「引き裂く」ように働く力。潮の満ち引きのもと。
月が地球を引っぱる力は、月に近い側と遠い側で少しちがう。この「差」が、海を両側にふくらませて潮の満ち引きを起こす。これが潮汐力。おもしろいことに、この力は距離の3乗に反比例するので、月が近づくと一気に強くなるよ。
🗨️ テラちゃん「引力は「引っぱる力」、潮汐力は「引き裂く力」。にてるけど、別ものなんだ。」
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コリオリの力こりおりのちから
🔎 回転する地球の上で、動くものの進む向きが曲がって見える力。
メリーゴーラウンドの上でまっすぐ歩こうとすると、体が横にずれる。同じことが、自転する地球の上でも起きている。風や海流はこの「コリオリの力」で曲げられていて、その向きは自転の向きで決まる。だから自転を逆にすると、風も海流も逆向きになるんだ。
🗨️ テラちゃん「台風がうずを巻くのも、このおかげ。目には見えないけど、地球の回転がつくる力なんだよ。」
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海洋循環かいようじゅんかん
🔎 風や水温の差で、海水が地球規模でぐるぐる巡る流れ。
海の水は止まっているようで、実は地球規模で循環している。風が表面を押してつくる流れ(黒潮など)や、冷たく重い海水が深く沈んでできる流れがあり、熱を世界中に運んで気候をならしている。自転の向きが変わると、この流れの向きも変わるよ。
🗨️ テラちゃん「海は熱をはこぶ大きなベルトコンベア。地球の気候を、こっそり支えているんだ。」
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密度みつど
🔎 同じ大きさ(体積)で比べたときの、重さのこと。
鉄1cm³と発泡スチロール1cm³では、鉄のほうがずっと重い。この「同じ体積あたりの重さ」が密度。密度の大きいものは沈み、小さいものは浮く。氷の密度は約0.92で、水(1.00)より小さいから浮くんだ。
🗨️ テラちゃん「お風呂でおもちゃが浮くか沈むかも、ぜんぶ密度で決まってるんだよ。」
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後期重爆撃期こうきじゅうばくげきき
🔎 約41〜38億年前、月や地球に天体がたくさん降ったとされる時代。
月の石を調べると、衝突で溶けた岩石の年代が約41〜38億年前に集中していた。ここから、この時期に天体の衝突がとても多かったとする「後期重爆撃期」という考えが生まれたんだ。ただし本当にあったのか、いまも研究者が調べ続けている「動いている答え」だよ。
🗨️ テラちゃん「月のクレーターは、その時代の記録ノート。月は地球の歴史を代わりに覚えていてくれてるんだ。」
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アルベド(反射率)あるべど
🔎 その面が、当たった光をどれくらいはね返すかの割合。
白い雪や氷は光をよくはね返し(アルベドが高い)、黒い地面や海は光をよく吸いこむ(アルベドが低い)。地球に氷が増えると、はね返す光が増えてもっと寒くなり、さらに氷が増える——この悪循環が全球凍結のもとになるんだ。
🗨️ テラちゃん「夏に黒い服が暑くて白い服がすずしいのも、アルベドのちがい。氷の白さは、地球規模で効いてくるんだよ。」
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光の速さ(光速)こうそく
🔎 光が進む速さ。秒速約30万km。宇宙でいちばん速い。
光は1秒間に約30万km(地球を7周半)も進む、宇宙で最速のスピード。とても速いけれど無限ではないので、遠くのものほど「昔の姿」が届く。太陽の光は約8分19秒前のもの、星の光は何年も何万年も前のものなんだ。
🗨️ テラちゃん「夜空の星を見るのは、宇宙の過去を見ること。ロマンチックだけど、ちょっと不思議だよね。」
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重力波じゅうりょくは
🔎 重いものが動いたとき、空間そのものに伝わるさざ波。
重い天体が激しく動くと、その影響が「空間のゆがみのさざ波」として光と同じ速さで宇宙に広がる。これが重力波。2017年には、遠くの中性子星が合体したときの重力波が光とほぼ同時に地球へ届き、重力も光速で伝わることが確かめられたよ。
🗨️ テラちゃん「池に石を投げると波が広がるよね。あれの、空間そのものバージョンだと思ってみて。」
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光の散乱ひかりのさんらん
🔎 光が空気の粒にぶつかって、いろんな方向に散らばること。
太陽の光が大気に入ると、空気の分子にぶつかって四方八方に散らばる。これが散乱。波長の短い青い光ほど強く散らばるので、空じゅうから青い光が届いて、空は青く見える。夕方は光の通り道が長くなって青が散らされ尽くし、残った赤が夕焼けになるんだ。
🗨️ テラちゃん「空の青も夕焼けの赤も、正体はおんなじ太陽の光。散らばり方がちがうだけなんだよ。」
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ケプラーの法則けぷらーのほうそく
🔎 惑星の動き方のきまり。遠い惑星ほど、1年が長くなる。
約400年前、ケプラーという学者が惑星の動きに3つのきまりを見つけた。中でも第3法則は「太陽から遠い惑星ほど、1周(=1年)にかかる時間が長い」というもの。距離が決まると1年の長さも自動的に決まる——水星は88日、地球は365日、海王星は約165年。
🗨️ テラちゃん「惑星は自分で1年の長さを選べない。太陽からの距離が、ぜんぶ決めているんだよ。」
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脱出速度だっしゅつそくど
🔎 惑星の重力を振りきって宇宙へ飛び出すのに必要な速さ。
ボールを上に投げても落ちてくるけれど、ものすごく速く投げれば重力を振りきって宇宙へ出ていける。その境目の速さが脱出速度で、地球では秒速約11.2km。重力が強い(大きい)惑星ほど大きく、空気の分子も逃げにくくなるんだ。
🗨️ テラちゃん「小さな惑星は脱出速度も小さいから、軽い空気からどんどん宇宙へ逃げちゃうんだよ。」
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地磁気ちじき
🔎 地球全体が大きな磁石のようになっている、その磁気のこと。
地球の中心にある溶けた鉄が対流することで、地球全体が大きな棒磁石のようになっている。これが地磁気。方位磁針のNが北を指すのはこのおかげで、その向きは過去に何度も逆転してきたんだ。
🗨️ テラちゃん「目には見えないけど、地球はまるごと大きな磁石。方位磁針はそれを感じてるんだよ。」
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チバニアンちばにあん
🔎 約77万年前の地磁気逆転を記録した、千葉由来の地質時代名。
約77万4千年前〜12万9千年前の時代の名前。千葉県市原市の地層が、直近の地磁気逆転の記録を世界で最もよく残しているとして国際的に認められ、名づけられた。地質時代の名前に日本の地名がついた、初めての例だよ。
🗨️ テラちゃん「地球の歴史の1ページに、千葉の名前が刻まれたんだ。ちょっと誇らしいよね。」
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月のでき方(ジャイアント・インパクト説)つきのできかた
🔎 大昔、地球に巨大な天体がぶつかってできた破片から月ができた、という説。
約46億年前、まだ若い地球に火星ほどの大きさの天体が衝突し、飛び散った破片が集まって月になった——これが今いちばん有力な「ジャイアント・インパクト説」。月の表と裏で地形が大きく違う理由など、まだ研究が続く謎も残っているよ。
🗨️ テラちゃん「月は、地球のかけらからできた兄弟みたいな存在。だから今も、そばを回ってくれているのかもね。」
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窒素固定ちっそこてい
🔎 空気中の窒素を、生き物が使える形に変えること。
空気の約8割は窒素だけど、とても安定していてそのままでは生き物が利用できない。雷の放電や、一部の細菌のはたらきで、窒素は植物の栄養になる「使える形」に変わる。これが窒素固定。雷は、空気の栄養を大地に配る役目も持っているんだ。
🗨️ テラちゃん「こわい雷が、実は畑に栄養を届けてる。ものごとには、いろんな顔があるんだね。」
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ミラーの実験みらーのじっけん
🔎 雷に見立てた放電で、生命の材料アミノ酸を作った有名な実験。
1953年、ミラーという研究者が、大昔の地球の空気(と当時考えられた気体)に雷のような放電を流し続けたところ、1週間ほどでアミノ酸(生き物の材料)ができた。「生命の材料は意外と簡単にできる」と世界を驚かせた実験。ただし当時想定した空気は今の考えと少し違う、ともわかってきているよ。
🗨️ テラちゃん「いのちのはじまりを、フラスコの中で再現しようとした実験。ロマンがあるよね。」
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ロッシュ限界ろっしゅげんかい
🔎 これ以上惑星に近づくと、天体がバラバラにこわれてしまう限界の距離。
惑星の引力は、近い側と遠い側で強さがちがう。天体が惑星に近づきすぎると、この引力の差(潮汐力)が天体自身の重力より強くなって、天体はバラバラにこわれてしまう。この限界の距離がロッシュ限界。地球なら半径の約3倍、およそ1万9000kmより内側。こわれた破片は、惑星のまわりで環になることがあるよ。
🗨️ テラちゃん「土星の環も、ほとんどがロッシュ限界の内側にあるんだ。環は「衛星になれなかった破片たち」なんだよ。」
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歳差さいさ
🔎 地軸がコマのように首を振って、約2万6000年で1周する動きのこと。
地球の地軸は、傾き23.4度を保ったまま、向きだけがゆっくり回っている。1周するのに約2万6000年。これが「歳差」。地球が赤道方向にすこしふくらんだ形をしていて、月と太陽の引力がそのふくらみを引っぱるために起こる。このせいで、北極星は数千年ごとに別の星と交代していくんだ。
🗨️ テラちゃん「回っているコマの軸が、傾いたままゆっくり円をえがく——あの動きと同じだよ。地球は宇宙いちばんの長回しのコマなんだ。」
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磁気嵐じきあらし
🔎 太陽の爆発の影響で、地球の磁場が大きく乱れること。
太陽で大きな爆発(フレア)が起こると、大量のプラズマの粒が地球に届いて、地球の磁場を一時的に大きく乱す。これが磁気嵐。強い磁気嵐のときは、ふだん極地でしか見えないオーロラが日本のような低い緯度でも見えるようになる。いっぽうで、GPSや通信、送電網が乱れることもあるよ。
🗨️ テラちゃん「2024年5月の磁気嵐では、日本のあちこちでオーロラが見えたんだよ。空の光は、太陽からのちょっと激しいお便りなんだ。」
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マントルまんとる
🔎 地殻のすぐ下に広がる、地球でいちばん分厚い岩の層。
地表の岩ばん(地殻)の下、深さ約2900kmまで広がる岩石の層。地球の体積のいちばん大きな部分をしめる。固体だけれど、何万年、何億年という長い時間でみると、熱によってゆっくり流れている。この流れがプレートを動かして、山や火山を作る原動力になっているよ。
🗨️ テラちゃん「固いのに流れるって不思議でしょ。たとえるなら、時間をかけるとゆっくり形を変える、固いキャラメルみたいなものなんだ。」
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カーマン・ラインかーまん・らいん
🔎 高度100km。「ここから先が宇宙」と決められた、世界共通の線。
空と宇宙のあいだに、はっきりした境目はない。空気は上にいくほど、少しずつうすくなっていくだけ。そこで国際航空連盟という団体が、高度100kmを「ここから宇宙」という世界共通の線に決めた。これがカーマン・ライン。飛行機がつばさで飛べるのは、だいたいこの高さまでなんだ。
🗨️ テラちゃん「宇宙の入り口は意外と近いんだよ。まっすぐ上に道があれば、車で1時間くらいの場所なんだ。」
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📡 言葉は少しずつ増えていくよ
記事がふえると、この用語じてんもいっしょに育っていくよ。むずかしい言葉に出会ったら、ここへ帰ってきてね。

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